これは過日ブログに記載したように県民の問い合わせから掲載されたものです。
会議の当日に傍聴された方(記者や県民で10数名)の話では
冒頭会議の議長である青木洋教育長が、早口でかつ小さな声で、「公開すると・・・?自由な意見交換ができない」(?)などのようなことを述べられ、各教育委員に非公開を提案されました。
各委員も小声で「はい」と言ったりうなずいたりして、全員が了承されました。
そのあと、公開案件である報告事項である県教育振興基本計画審議会の報告と質疑があり、始まって15分後に、教育長が傍聴者に退出を求めましたので、非公開で「 密室審議」となりました。
他府県では過半数が公開で傍聴人を入れているのに、県教委は透明性が低いといえましょう。
なぜここまでかたくなに非公開とされるのか、いつまで非公開を続けるのか、このような教育委員会の対応はどうなんでしょう。
教育委員会は独立教育行政機関ですが、滋賀県が行政全般に情報公開で透明性を高める方向に進めているのと逆方向へ向いていないでしょうか。
県内のT市の教育委員会には教科書選定委員会の会議資料の公文書公開請求をしており、市教委開催の前日に公開決定の決裁がおり、公開日の調整がなされました。
今年も教科書採択前に選定委員会資料の事前公開が決定されました。。
これらについては、滋賀県教委の対応と雲泥の差ではないでしょうか。
これからの行政機関では、やはり公開が基本ではないかと思います。