
議員のタブレットと、町田市の説明画面
午前中町田市の「道路資産管理基本計画」について視察させてもらいました。
簡単に報告します
複式簿記による資産管理に道路も位置づけをする
将来に向けた必要予算を毎年試算し予定しているが、私鉄があることで住宅団地へ転入者が多くなった。
それから、道路も橋もトンネルも50年経ち老朽化し、見たか所の対処療法の補修修繕から、管理等々の方を変えてきた。
毎年予算が立てられるように評価指標をもって、地域やそこからでる議員要望に対しても説明がきちんとできるようになった。
議員は予算を持たないから、「次年度予算でします」とは言えないのに・・・ということで困りごとも出る。
優先は議員の口利きではなく、危険度の大きいところを先にすることとする。近年、労務単価や資材高騰で予算不足で、工事実施が半分しかできないこともある。
通報にアプリを導入することで、市民の声を聞く時間や事実確認作業は効率化し、しかも初期修理が可能になって経費削減となっている。
アプリの周知には、バスにチラシを掲示したりティッシュ配布したりするが、広告の予算が少ない。
道路を資産として位置づけているし、新設の時には今のシステムにすぐに導入しやすく、過去からの認定道路は台帳へ上げることとなっており、道路台帳も固定資産台帳に含まれている。
担当職員は直ぐに小さな修理を現場で作業ができるように研修を受け、職員の異動があるのでこれらが継続できるように、マニュアルを作成している。
補修の目安は生活道路と橋、トンネルの劣化も合わせ優先度の順に修理が原則であり、その計画ができた。
現場作業は非正規職員であり、技能を活かせることが求められている。
posted by fusako at 21:18|
議会のこと