
町内の回覧に恒例の小学校からの通信が挟んでいました。その記事に教科書展示のご案内が掲載されています。
私の記憶が確かだったら、今迄に掲載してなかったように思いますけど・・・
現場で使う教科書の選定をして決定する(採択する)のは各教育委員会です。
県内19市町の教育委員会は地域ごとに6つのブロックに分けられ、それぞれ採択地区としてそのブロック内は同一教科書が使用されることとなるため、採択地区ごとに協議・選定が行われています。
その協議結果をもとに各市町の教育委員会で教科書の採択が行われます。
滋賀県教育委員会も県立中学校等がありますので、この地区とは別に県教委も教科書採択の会議を開催します。
しかし、市町教育委員会の会議は公開されているにもかかわらず、県教育委員会の採択の会議は未だに公開されていませんので、現在市民団体などが公開を求めておられます。
なお、教科書採択は7月から8月にかけて県内各地の教育委員会でおこなわれ、その会議は傍聴できますので、どんな議論が行われるか注目していただきたいところです。
教科書は児童生徒にとっては中立であり、真の民主主義を教えられるものでなくてはなりません。
教師の教科書の使い方によって小さい頃に刷り込まれる可能性があります。
教科書を教えるか、教科書で教えるこの違いをご理解いただきたい!!!
現職の与党の公人の功績?を、顔まで掲げていた教科書は削除されました。
他にも教科書を見て声を出さないと、国が選んだ教科書会社の書籍が全く善しとする内容ばかりではないと思われます。
文部科学省が昨年10月に改訂し全国の小中学校や高校に配布した「放射線副読本」について、滋賀県野洲市教育委員会が、被災者への配慮に欠けているなどとして回収されたことが、報道されました。
特に社会(公民)、史実の掲載、偉人伝説でもその人の偉業?が後の戦争につながった人も何人かありますので、事例としての取り上げ方は慎重にするべきと思っています。
道徳教科書に関しても、考えさせる内容かどうか、決められたルールに沿う大人に育てるのではなく、自分で判断し、つまり自律した大人になれる指導が重要と思います。
道徳が教科目となってくるとその評価をすることが、果たしてどうなのでしょうか???その考えはいいそうではないとか・・・???
難しい評価する教師の負担も増えます。教師は教育労働者です。
教科書選定の審議会に臨む各自治体からの委員選出方法や、その委員に託すための、現場の教師がこの教科書選定経緯をご存知かどうか??・
働く時間帯しか教科書展示されてなかったので、教師も見られる展示環境にしてほしい・・・
これも議会で述べて今の形になりました。
教科書に関しては、早くから
議会の質問でも述べてきていました。
皆さんは児童生徒が使う教科書をご覧になりますか?もう学校は関係ない??
これからの社会を担う子らの大事な教育です。
教科書展示会場は南草津駅前の「アーバンデザインセンターびわこ・くさつ」へ
ご自由に入退室できます。
posted by fusako at 07:35|
日記