2018年09月20日

孤独な女性議員

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5月16日、参議院本会議で、「政治分野における男女共同参画推進法」がやっと可決成立しました。
選挙で候補者の男女比率を均等にするよう政党や団体に努力義務を課す法律です。衆議院ではすでに4月に可決されていました。


9月議会では、この法を受けて全国の女性議員の何人かが質問に立っています。私も質問しました。
最近の他府県議員からのメールではこんな嘆きともいえる内容をいただきました。


私と共産党議員を除く議員はこの法律(政治分野における男女共同参画推進法)に反対しています。
発言をする議員も(この議場の席ではありませんが)
「こんな法律なんか(通用すると思うか?)、100年かかっても・・・」と侮辱する
町長の答弁にはがっかりしました。この法律を確り読み込んでもらいたいと思います。感覚が違うのか?理解していないのか?反対議員に気を使ってか????

今後、今回質問した女性議員に何が起こるか、懲罰?議員辞職勧告? 
脅されては来ましたが、今の所、無事です。
怖くはありません。・・・と  

このようなメールでした。がんばれ!!!

理路整然と発言し、頑張る女性議員に対する矢はいつでも放たれるような空気はわかります。
中にはこのことに限らず、問責をちらつかせたりしながら、発言を制御するようなぶちかましともいえることを、廊下のすれ違い際に言葉を投げることもあるという。

ある女性議員は包み隠さないで、このような言動を、一つ一つ全部市民向けに発信し続けて、次はトップ当選されたといいます。
泣いてはいられないのです。一票を託してくださった方々が見てくださっていることを信じていれば動けます。その議会にそのような女性議員学校いてくださることに大きな意義があるからです。
政党に属さない女性議員は孤独でもあります。
自分で判断ができて、説明ができるようにしていなくてはなりません。

今、先にコンパニオン騒動のさなかにいる議員はこの「政治分野における男女共同参画推進法」でも、いじられている?そうな。。。
きっと、市民は見てくださっているし、理不尽な一般社会と異なるような議会は、もう崩れると思います。
全国から励ましのメールがありますので、苦しいと思いますが耐えてくださることをお願いするしかありません・・。



posted by fusako at 21:21| 議員活動のこと