女性の政治参画は、まだまだ、これで先進国と言えるでしょうか。
今回の選挙の状況では41道府県議選の当選者のうち、女性は237人で10・4%を占め、人数、割合ともに過去最高となった。立候補した女性は389人で、当選率は60・9%
昨年5月に「政治分野における男女共同参画推進法」が成立して初めての選挙でした。
政党別で見ると
自民党 3・5%、
立憲民主党 24・6%、
国民民主党 14・5%、
公明党 8・4%、
共産党 51・5%、
日本維新の会(「大阪維新の会」を含む)6・0%、
社民党 18・2%。
世界経済フォーラム(WEF)による「ジェンダー・ギャップ指数」2018年版が、12月18日に発表されました。
日本は、調査対象となった149カ国中110位、前年の114位からは順位を上げたものの、依然、最低水準に留まっています。
特に政治参画の分野は、女性国会議員や閣僚の少なさから、125位と極端に低い状況です。
女性議員を増やすという強い意識を、政党も、団体も有権者も持って取り組んでいかなければ、自動的には女性議員は増えることはないでしょう。
女性が立候補するには、経済的、社会的、心理的な多くの障壁が存在します。
女性が議員活動を続けていくための環境整備が求められています。